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2008/2/27 水曜日

アメリカからのメールです。

Filed under: バービBOX(from U.S.A) — houju @ 18:04:09

本日は、少し前の事なのですが、アメリカよりホームページにメールを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
(文中に松枝さんという名前が出ますが、フルネームでメールは頂いたのですが、相談の上名字だけの表記とさせて頂きました。)

法寿幼稚園 御中


突然のメールでの失礼をお許し下さい。私は現在、アメリカテキサス州ヒューストンにあるメディカルセンターのベイラー医科大学というところで博士研究員をしております、松枝と申します。私がこちらへ来てから知り合い親しくお付き合いをしている方にRobert Langleyという方がいます。この度、彼に関することについてお尋ねしたくご連絡させて頂きました。

彼は幼少時代を岩国市車町で過ごし、貴園に通っていたとのことです。貴園には昭和43年4月10日から昭和45年6月5日まで在園しておりました。彼のお父様の名前は、James Langley、お母様の名前はSusan Langleyです。貴園での記録には「バービ・ラングリ」となっていると思います。

彼は貴園で受けた教育に深く感銘を受けており、今でも忘れることなく彼の心の中にあり、彼を支えるものとなっています。彼が貴園で過ごした日々はかけがえのない思い出であり、また先生方からの教えて頂いたことがいかに素晴らしかったかを毎日話してくれます。彼が幼稚園での話しをするときには、目がきらきらと輝き喜びに溢れています。そして何より、幼稚園での制服から遠足で行った映画のチケットまで、全てを宝物として今でも大切に保管しています。

しかし残念ながら、彼がアメリカに帰国してから日本の友人知人達との連絡が途絶えてしまい、連絡をとる術を無くしてしまったのです。さらに現在に至るまで、日本人の知り合いがおらず探すことが困難な状況にありました。彼はそのことを嘆き悲しんでおり、再度連絡を取れることを切に願っております。彼がアメリカに帰国してからの約35年間、貴園をずっと探し続けていました。先日、私がようやく貴園の連絡先を見つけることができた時には、彼は泣いて喜んだほどです。
本来ならば彼から直接ご連絡差し上げたいところなのですが、今では日本語が少ししかわからなくなっているため、私が彼に代わってご連絡させて頂いた次第です。

もしよろしければ、彼の当時のことをご存知の方をご紹介して頂けないでしょうか?彼はもう一度、お世話になった先生方にお礼を申し上げたいと心より願っております。また、いつかの日かお目にかかれることを心より楽しみにしています。園長先生でいらっしゃいます松岡信昭先生なら当時の彼のこと、彼を担当して下さった先生方、同級生の方々のことをご存知ではないでしょうか。彼は松岡先生のことを今でも覚えており、ホームページの先生の写真をみてとても懐かしそうに、そして宝物をみるように大切に見ていました。彼のご両親も彼と同じ思いでおられます。どうか、私達にお力を貸して頂けないでしょうか?
このメールに、彼の当時のクラスメートの集合写真と、彼と松岡先生が写っている写真を添付させて頂きました。見ていただければ幸いです。
なにとぞ、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
class.jpgsensei-and-robbie.jpg

以上のような、とてもありがたく、感動的なメールを頂きました。その後も、やり取りをさせて頂き、現在、当時の先生とも連絡が取れました。今後、こちらのブログで引き続きご報告したいと思っています。
 バービさんは、アメリカでもこちらのブログが見られるとの事で、先日も『I looked at Houju Tsuushin. They are so cute! I hope the rollout will be going very well.(法寿通信、見せて頂きました。可愛らしいですね!発表会のご成功を心よりお祈り申し上げます。)』とのコメントも頂きました。

4件のコメント »

  1. な、な、なんと!法寿がこれほどまでにインターナショナルな園だったとは。
    こんなにも感動的で嬉しいメールが海外から来るとは夢にも思わなかったでしょうね。探されていた方とも連絡がとれたようで良かったですね!
    海外からもブログを見てくださっていると思うと、ひろお先生の日々の更新作業にも熱が入るってもんですね!
    なんだか、コメントを入れる私も勝手に緊張しております・・。

    Comment by ゆづきオヤジ — 2008/2/27 水曜日 @ 21:11:39

  2. そうなんですよ!みなさんが書き込んで下さるのが、更新の原動力なんですよ!いつも書き込み、本当に感謝しております。

    Comment by ひろお先生 — 2008/2/27 水曜日 @ 21:31:10

  3. 『縁』と言うものの尊さ、実感させられます。
    何かの『縁』で知り合った先生方、父兄の皆さん、子供達。
    我々も、この尊い関係をいつまでも大切に、日々生きて行きたいものですね。
    在園期間から察すると私の5つ、6つ先輩の様な気がします。
    どこかですれ違ってたりするかも知れませんね。(^_^)

    Comment by ゆきねの父ちゃん — 2008/2/27 水曜日 @ 22:46:49

  4. I am very happy to see the photo of Henchou Sensei and I at Houju Tsuushin. I am very happy to see the class photo as well. My father took many photos during the time I attended Houju kindergarten; Bonodori 1970, Sports Day 1968, Christmas show 1969, and many more. The time I was there was from between 1968 to 1970. There were no foreign students there at the time I began, but as you see in the class photo, there were some after. My family and I saved everything we could from that time. I even have origami that we made in class. I hope to share these simple treasures, and if you have any questions I would be happy to answer. Thank you for the kind comments that are left here. After I saw the photos posted here, I called my father and told him that a part of us is back in Iwakuni. He said that part of us had never left Iwakuni. I wish you all well, please take care.

    この法寿通信で園長先生と私の写真を見ることができ、とても光栄です。また、ここでクラス写真を見ることができとても嬉しく思います。私の父は私が法寿幼稚園に在園中に、盆踊り、運動会、クリスマス会等たくさんの写真を撮りました。1968年から1970年にかけて私は岩国にいました。私が通園し始めた当初は、外国人の園児はいませんでしたが、クラス写真を見るとわかるように、その後数人の外国人園児が入園しました。私達家族は当時のものを全て保管しています。授業中に作った折り紙さえもいまだに持っています。これらの宝物を皆さんと共有できたら幸いです。また、もし質問等ありましたら、喜んで答えさせて頂きます。

    先日は、親切なコメントを残して下さり本当にありがとうございます。写真が掲載されているのを見た後、私は父に電話をして、私達が岩国に戻っているを伝えました。父は、私達は岩国から離れてはいなかったんだよ、と言っていました。
    皆様のご健康をお祈りしています。どうぞご自愛下さい。

    Comment by バービ — 2008/3/4 火曜日 @ 14:16:42

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